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うらばなし #18

衿団長&フクちゃんの大ボケ怪奇ファイル その2

ファイル3 スクラップ
 
第二回公演「刑事☆貴族」にこのようなシーンがある。みんなの上司である若林が、所属する警視庁特別機動捜査隊第十三刑事課のリストラ通知が本庁から来たことを告げ、一同がその通知を確認するという場面。
 脚本のト書きには”みんなは集まり確認する。そこには、若林、涼宮、水原、森下、阿部、スクラップ・ロボ村、と書いてある”と記載されている。
 
スクラップ・ロボ村というのは、ロボ村というロボットの刑事がいて、ロボットなのでリストラされてスクラップということである。

 このリストラ通知をみずから作ってきた演出のわれらが衿団長。
 だが、その通知は、なぜかロボ村の名前だけ、新聞などの切り抜き文字で作ってある。

 「ねえ、何でこれ、新聞の切り抜きで作ってあるの?」という団員の問いに対し、衿団長は答えた。
 「え? だって、(脚本に)スクラップって書いてあるから」

 ……? ……!!

 そう。衿団長は、脚本に書いてある「スクラップ」を、誘拐事件などで犯人が手紙に使用するスクラップ文章であると勘違いしていたのだ!

 「ちがう、ちがう。そうじゃなくて、ロボ村がロボットだからスクラップっていうことだよ!」
 「何? スクラップって?」

 ……そこからか。そこからなのか。

                     
                        
わが道を進み続ける二人

ファイル4 どっちから?

 舞台は、客席から見て右側を上手(かみて)、左側を下手(しもて)と呼ぶ。
 さて、第三回公演「夢の鉱脈」の稽古中での出来事。稽古を始めてもう数ヶ月が過ぎていた。
 フクちゃん演じる社長が初登場する場面を稽古しようとしたときのことである。フクちゃんがニコニコしながら演出に尋ねてきた――。

 「(自分が出てくるのは上手と下手の)どっちからだっけ?」

 ――怒!

 どっちから出てくるかって、わからなくなるか!?
 ましてや初登場の場面だぞ!!
 しかも稽古を始めて数ヶ月だぞ!!

 またそれを、ニコニコしながら尋ねてくるとは……。せめて恥ずかしそうに尋ねてほしかった。

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