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うらばなし #24

「夢の化石」は運命のもとに?

 オリジナル脚本の第五回公演「夢の化石」は、恐竜とは縁もゆかりもない町で恐竜を使った町おこしを図ろうとする物語である。
 恐竜にくわしい田中という人物が登場し、主役の市役所職員・下村に恐竜について熱心に説明するのだが、その中にこんな台詞がある。

 イグアノドン科の化石はフクイリュウっていう愛称が付けられてかなりのニュースになったし、去年の夏だって国内四例目の新種の恐竜の化石が確認されたんだ。

 実は、脚本が出来上がって最初に団員たちに台本を披露したときには、「去年の夏だって……」以降の文章は入っていなかった。
 なぜ、この部分が後で加わったかというと、何と、台本を披露したそのわずか一週間後に国内四例目の新種の恐竜(フクイティタン・ニッポネンシス)が確認されたからなのだ!

 そのニュースを見て、現実に合わせるべく、台詞を追加したのだ。”去年の夏”というのは、公演日からみてのことである。

 四例目ということからもわかるとおり、新種の恐竜が新たに確認されることなど滅多にない。
 
それが、恐竜の化石を取り上げた脚本を発表した一週間後に起こったというのは、かなり運命的なものを感じた次第だ。

                     
                          
第五回公演「夢の化石」

 さらに!
 公演日の一週間前になって、今度は小学三年生の男の子が一億年前のよろい竜の歯の化石を発見したというニュースが!
 これだって、そうそうあることではない。

 台本発表の直後、そして公演日の直前に、恐竜の化石にまつわるホットなニュースが流れるとは、この公演は何かの運命のもとに行われたような気がするのだ。

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