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うらばなし #34

ギャルをつくれ!

 第六回公演『天国へのパスポート』の登場人物中、天使キャサリンと一、二を争う人気を誇ったのが霊能力者の泉谷姫花。ギャルっぽい霊能力者という個性あふれる役柄であったが、ギャルっぽい感じを出すのにはそれなりの努力があった。

 今回から新たに女子高生三名が入団したが、いずれもギャルには程遠い子たちなので、演出である前ちゃんみずから、ギャルの服装を研究するために勇気を出して書店でギャル雑誌を購入。一度は周囲の目が気になって心が折れ挫折したが、客の少ない朝に再び行って買ったのだった。

 田舎の下田市ではギャル服をそろえられないと判断し、団員四名で函南町のしまむらと沼津市のドン・キホーテまで一日がかりで服を買いに行った。少しでも費用を抑えるために安価である両店を選んだわけだが、最近では実際にしまむらで服を買っているギャルが少なくないのだ。

 服を買いに行った四人のうち、二人は男性(前ちゃんとゆっきーな)であったが、真剣に服を探しているうちに感覚が麻痺し、女性服売り場で服を手にとって品定めすることにまったく抵抗がなくなっていた。

 結果的に、ロングTシャツの上に羽織り物をし、下はショートパンツにレギンスという格好に。
 特筆すべきはロングTシャツ。大きくどくろマークが描かれて、金色のチェーンがじゃらじゃらと付いているというもの。この、まさにギャル霊能力者にふさわしい服は、姫花役であるよっちゃん自身がドン・キホーテで見つけた掘り出し物であった。

 また、ファッションとしての眼鏡を頭にかければ雰囲気が出るのではないかと思い立ち、フレーム全体がキラキラしたものを購入。だが、間近でみるとかなりギャルっぽい感じの眼鏡が、いざ舞台に立つと照明の関係でただのメタルフレームのものにしか見えなかった。(こういうことを確認するためにも舞台稽古は重要なのだ)
 結局、眼鏡は縁が大きめの白とピンクのものを買い直した。

 首と右手首には、数珠をイメージさせるようなアクセサリを付け、主演の眉の私物であるかばんを持たせた。

 こうしてギャル霊能力者・泉谷姫花は完成した。

                    
          
                   それなりにがんばった結果

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